どこまでが寝室納戸逆転生活?

部屋のお片付けをメインに日常や季節のことなどをマイペースに記録する日記ブログです。

出会いも別れも料理につめこまれて。「朝食、昼食、そして夕食」

18の食事、料理。

朝食、昼食、夕食の三つのパートから成り立っている作品。

食べるのが好きな私はタイトルに惹かれてレンタルしました。

 

スペインにある巡礼の最終地、ガリシア州にあるサンディアゴ・デ・コンポステラを舞台に繰り広げられる人々のお食事や料理のお話。

 

原題の通り、6グループの3回の食事で合計18の食事。

その食事中での話や食事をするに至るまでの準備や出来事をものがたりに。

群衆劇ですね。

 

個人的には老夫婦の無言の食事のシーン。

想い人である女性を食事に誘うもいくら待ち続けても来てもらえない男性。

イカップルとその兄と当日仲良くなったウェイトレスの昼のやり取り。

この3組の食事が印象に残りました。

あと、オープニングでのナレーションが素敵です。

 

老夫婦の食事には一切の会話はなし。けれど、二人は長年連れ添っているためか、会話などなくても疎通ができているかのよう。

おばあちゃんが料理を作っていて、おじいちゃんはただ食べるだけなのか、と思っていましたが、最後は飲み物を差し出しているのを見て、何となく長く一緒に居る夫婦なんだな、と。それまでは、ずっとおじいちゃん食べるだけじゃんか、くらいに思ってしまいましたので。

 

脇役俳優の男性は身だしなみを整え朝食を準備し、これから朝食を共にしたいと言う意中の女性を待ち続けるも、寝坊したと言う理由で来てもらえず。代わりと言うのか、従兄弟とその友達が遊びに来る。昼食も誘ってみるもそのまま来なくて、最後は夕食にもお誘い。けれど、その夕食にも来てもらえず。諦めて従兄弟に誘われていた誕生日パーティーに参加することに。だけど、そのパーティーに参加している最中に、誰かが彼の家に訪れていて......。誰が来たのかは表現されていなかったけれど、きっと意中の女性なのではないかな?と思う。いえ、そう思いたいです。あんなに頑張って用意していたのにドタキャンされ続けていたので。作る料理はとても美味しそうでした。

 

あと、ゲイカップルにまつわるお話。

マッチョの美容師と教師の眼鏡男性のお食事。

教師の男性の兄を食事に誘っていたのか、二人のもとに兄が訪れる。

その兄は当日の朝に知り合ったばかりの女性(レストランのウェイトレス)と一緒に現れ、その辺りから兄弟のやり取りがおかしくなり始めたのか、それとも既におかしくなっていたのか。

私にはその辺りはわかりませんでしたが、兄弟喧嘩に。

もともと、真面目な家系だったのだろうか、兄は弟が男性と付き合っていることに非難。そして、弟もそれを隠し通そうとしていたのもことあって喧嘩は悪化していき、巻き込まれてしまった女性やその原因に関わっている美容師は困惑。

最後は、完全にではないのだろうけど、兄は弟のことを何となく理解したのかな?

そして、弟の第一声が外見に反してとても低くかったので驚きました。

 

 

恋愛だけではないけれど、食事とする人たちの間に愛がある、というのがわかりました。

こういうまったり(というのか?)した、起伏が少ないというのか、

それとグランドホテルタイプの作品は良いですね。個人的にはとても好きです。

 

役者さんの演技と音楽が良いです。

 

 

基本情報

「コンポステラに陽は落ちて、出会いも別れもテーブルと共に」

 

朝食、昼食、そして夕食

原題 18comidas

製作 2010年(上映2014年4月27日:日本)

ジャンル ヒューマンドラマ

製作国 スペイン、アルゼンチン

上映時間 107分

監督 ホルヘ・コイラ

脚本 ホルヘ・コイラ/アラセリ・ゴンダ/ディエゴ・アメイシェイラス

音楽 イヴァン・ラクシェ/ピティ・サンス/ルイス・トサル